第133回 フランス・アラカルト「ベリー地方のジョルジュ・サンド」
✤日時:2017年1月13日(金)15:00~16:50
✤会費:会員1000円、一般1500円(お菓子と飲み物付き)
✤会場:奈良市中部公民館(奈良市上三条町23番地の4) 視聴覚室
✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel : 090-8538-2300 (浅井)
✤ゲスト:高岡尚子さん
(略歴)大阪府吹田市生まれ。大阪大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程修了。博士(文学)。主な研究分野は19世紀フランス文学、文学とジェンダー。現在奈良女子大学教授。主要著書『摩擦する「母」と「女」の物語―フランス近代小説にみる「女」と「男らしさ」のセクシュアリティ―』(晃洋書房2014年)、『恋をする、とはどういうことか?―ジェンダーから考えることばと文学―』(ひつじ書房・2014年)、『200年目のジョルジュ・サンド―解釈の最先端と受容史』(共著・新評論2012年)他。
✤(高岡尚子さんからのメッセージ)フランスの中部地方には、ほとんど観光資源がありません。その中で、19世紀の女性作家ジョルジュ・サンドが居を構え、物語の舞台として描いたノアンNohantとその周辺の小さな町・村・城は、現在、多くの愛好家を惹きつける場所として脚光を浴びつつあります。サンドがショパンと暮らし、多くの友人たちを迎えた館と、今も当時の雰囲気を色濃く残す村々の様子をご紹介しつつ、作品の世界をたどります。(次のフランス訪問の際は、ぜひ、中部地方へ!)