イベント案内

美術クラブ第6回特別例会

美術クラブ第6回特別例会「南城さんのアートスタジオでの忘年懇話会」
《美術を愉しむ~目から鱗の感動を》

美術クラブでは、毎回、終了後の懇親会が大いに盛り上がり、散会を惜しむ声が多く聞かれます。そこで、今回は、南城さんのお話に加え、懇親会の部分を拡大し、忘年会を兼ねて、行おうというものです。
✤日時:12月24日(土) 13:00~15:30
✤会場:南城さんのアートスタジオ(正倉院側)
✤集合時間・場所:12:45に、近鉄奈良駅の行基さんの前周辺に集合してください。(変更の場合は、参加者に連絡しま  す)
✤会費:会員1,000円、一般1,500円。 飲物、食べ物の差し入れ歓迎。(南城さんのスタジオ行き帰りの交通費は自己負担)
✤おつまみ程度の軽食は用意しますが、それでは足りないと思われる方は昼食を済ませておいてください。
✤問合せと申込先: sugitani@kcn.jp  tel:090-6322-0672(杉谷)。 最大定員12名、先着順とします。
★南城守さんからのメッセージ:疫病、自然災害、戦禍…不安に苛まれた令和4年から、次は安寧と希望の新しい年の到来を願って、一献傾けながら美術・藝術談義はいかがですか。テーマは「美術を愉しむ〜目からウロコの感動を」。コロナ以前は毎年パリで新年を迎えていましたが、さすがに3年は間が空き過ぎて、ルーヴル美術館で開催されたレオナルド・ダ・ヴィンチ展の重厚なカタログを懐かしく眺めています。来る2024年の奈良日仏協会創立30周年記念事業案「パリ藝術探訪」にはワクワク感満載。構想を楽しく練りましょう。写真はギャラリーに飾っている私の最新作。モチーフはサモトラケのニケ像、ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウスの人体均衡図」、古代ギリシア幾何形態、そして夢殿八角堂、救世観音像、アマテラス幻想、淀川花火大会…と、東西美術へのオマージュ?がごちゃ混ぜになった「美の交流」です。左右の角度で絵が動くトロンプ・ルィユでもあり、ご笑覧あれ!

第3回 美術クラブ例会 講演「美術の力ー逆境の中から誕生した傑作選」

第3回美術クラブ例会  講演「美術の力―逆境の中から誕生した傑作選」

延期が続いておりましたが、いよいよ装いも新たに、美術クラブ例会を開催いたします。

✤日時:12月12日(土)15:00~16:30
✤講師:南城守(絹谷幸二天空美術館顧問・キュレーター)
✤会場:生駒セイセイビル2F 203・204号室
✤会費:会員200円 一般700円
✤定員:20名
✤終了後、有志による懇親会あり。
✤問合せと申込先:sugitani@kcn.jp   tel:090-6322-0672(杉谷)

✤南城講師からのメッセージ:
レンブラント、ゴヤ、ゴッホ、ピカソ…
美術史に燦然と輝く17世紀から20世紀の西洋美術の巨匠たち。逆境から生み出された彼らの「この一点!」に焦点を当て、歴史を変えた名作誕生の秘話と真実に迫る。なお、例会後の有志による懇親会では、三密を避けつつ、美術界の動向、人気展覧会、人気美術館のマル秘話を肴にして、清潔に、静かに、愉快に、一献傾けましょう。

『気狂いピエロ』 Pierrot Le Fou

第53回 奈良日仏協会シネクラブ例会
53ème séance du ciné-club de l’Association Franco-Japonaise de Nara

◇日時:2020年2 月23日(日)13:30~17:00  le dimanche 23 février 2020
◇会場:生駒市セイセイビル2階206会議室 Ikoma Seiseibiru 1er étage salle 206
◇プログラム:『気狂いピエロ』 Pierrot Le Fou, 1965, 105 minutes 
◇監督:ジャン=リュック・ゴダール Jean=Luc Godard
◇参加費:会員無料、一般300円 
     gratuit pour membres et étudiants, 300 yens pour non-membre
◇懇親会:例会終了後「カルメシ茶屋」にて Réunion amicale au restaurant Karumeshi-chaya
◇問合わせ:Nasai206@gmail.com tel. 090-8538-2300(例会・懇親会とも予約不要)

≪映画紹介≫
妻との生活に退屈していたフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、偶然、かつての恋人マリアンヌ(アンナ・カリーナ)と再会し、ふたりは一夜を共にする。翌朝目覚めると、マリアンヌの部屋に男の死体がある。フェルディナンは驚くが、マリアンヌは平然として歌を唄いながら朝食を作っている。わけは後で話すというマリアンヌとともに、ふたりはパリを後にして南仏に向かう。途中、強盗をしたり、怪しげな男やギャングにつきまとわれながら、ふたりは逃避行を続ける。
本作品は、『勝手にしやがれ』(1960) と並ぶ初期ゴダールの伝説的代表作。ことば、映像、音楽による引用と修辞に溢れ、画面は原色の色づかいに彩られている。南仏の海を背景に、ベルモンドとカリーナの二人の個性が際立つ。カリーナは当時すでにゴダールと離婚していたが、彼らが作りだした映画世界は観客の記憶に鮮明に刻まれて続けている。半世紀以上を経たこんにちも、カリーナの天真爛漫な表情は色あせることなくスクリーンを輝かせている。

第3回美術クラブ例会 講演会「モネとルノワール」

第3回美術クラブ例会 講演会「モネとルノワール」

コロナウィルスで政府から3月中旬までのイベント自粛の要請が出ており、
3月7日に予定していました美術クラブ例会は、万が一のことを考え延期することにしました。
開催日程が決まりましたらあらためて案内いたします。

✤日時:3月7日(土) 15:00~16:30   
✤場所:ならまちセンター(近鉄奈良駅南東徒歩12分)3F 会議室2 
✤講師:南城守(絹谷幸二天空美術館顧問)
✤参加申込:sugitani@kcn.jp TEL 090-6322-0672(杉谷) 定員27名
✤参加費: 会員200円、一般500円。  
✤例会終了後懇親会あり:自由参加。場所未定。各自負担。

✤南城講師からのメッセージ:
印象派を代表する画家、モネとルノワール。モネは1840年、ルノワールは1841年生まれと同年代。2人が活動した19世紀後半のパリは、万博による世界的な文化交流によって名実ともに近代化の波が加速し、多様な価値観と美意識が交錯する激動の時代だった。モネは風景画に、ルノワールは人物画にそれぞれのスタイルを確立し、後世に大きな影響を与えた。モネ86歳、ルノワール76歳と当時の画家として長寿であったが、2人の晩年はモネは失明し、ルノワールはリューマチによって身体の自由は奪われている。モネの夢見を誘う風景画や、ルノワールの健康に満ち溢れた人物画からは窺い知れぬ幾多の苦難の中で生み出された名作の数々。とりわけ、2人にとって1879年は、その後の画家としての方向性を決定付けるかのような年だった。彼らに訪れた「歓喜、絶望、そして挑戦」のドラマとは…。
奈良日仏協会美術クラブがご案内する「鑑賞のツボいろいろ話」と「至福の意見交換懇親会」で、早春のひと時を楽しみませんか。

興福寺ギメ美術館出陳記念慶讃コンサート

日仏修好通商条約締結160周年を記念して、フランスにおいて「ジャポニスム2018」が開催されていますが、来年1月から、パリのギメ東洋美術館に興福寺の至宝、「木造地蔵菩薩立像」(重要文化財)、「木造金剛力士立像(阿形・吽形)」(国宝)が出陳されるのを記念して、興福寺と奈良日仏協会の共催のかたちでコンサートを開催します。

内容は今年の総会の懇親会でもすばらしい演奏をご披露いただきました坂本利文さんファミリーによるフランスの古楽演奏で、日仏伝統文化の出会いが実現することでしょう。興福寺の国宝館も併せて鑑賞いただけます。日仏協会会員枠には限りがありますので、お早めにお申し込みください。

✤開催日:2018年10月28日(日)17:00~開場、17:30~開会、終演予定19:15。(17:00迄に国宝館拝観)
✤開催場所:興福寺 本坊北客殿(60畳、座布団席、90名まで)
✤チケット(国宝館団体拝観料600円を含む):奈良日仏協会会員2500円、一般参加者3500円
✤お申込み: sachiko_kita@kcn.jp tel:090-5153-2630(喜多)      
お申込み後、興福寺より振込用紙が郵送されますので、それに従ってお支払いください。(会員枠は15名で先着順の受付。15名を超えた場合は一般の申込みとなり、直接興福寺へ申込んで頂くことになります。興福寺へは電話で申込んでください。tel:0742-22-7755)。                    
✤演奏者からのメッセージ:
今年10月、興福寺の中金堂が300年振りに再建され甦えるのに因んで、300年前にフランスのヴェルサイユ宮殿で響いたであろう音楽を、古都奈良の興福寺本坊に於いて演奏致します。当日は、いずれもルイ14 世の宮廷音楽家として活躍していた、フルート奏者のオットテール(1674~1763)、テオルブ奏者のドゥ・ヴィゼー(1650?~1725?)、管楽器奏者のフィリドール(1681~1728)、そしてフランス映画にも成ったヴィオール奏者のマレ(1656~1728)等の器楽作品を取り上げます。演奏を担当するSAKAMOTO古楽アンサンブルは1993年にファミリー3 人で結成された合奏団です。ファミリーならではの、息の合った演奏をお聴き頂きたいと思います。

✤演奏者プロフィール
坂本洋子(リコーダー)
大阪音楽大学作曲学科楽理(現音楽学)専攻卒業。リコーダーを藤田隆、神谷徹の各氏に師事。第1回日本リコーダー・コンクール・アンサンブル部門で最優秀賞受賞。その後『ダンスリー・ルネサンス合奏団』に入団し、管楽器奏者として日仏両国で演奏活動を行う。またベルギーのアントワープ王立音楽院に留学し、リコーダーをB・デーレンベルク氏に師事。現在 コンサート活動のほか、リコーダー教室を主宰している。SAKAMOTO古楽コンソート及びオルティス・コンソートメンバー。

坂本利文(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
東京尚美音楽院卒業。その後『ダンスリー・ルネサンス合奏団』に入団し日仏両国で演奏活動を行う。また、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学しガンバをW・クイケン氏に師事。1986年から89年までスウェーデン国立古楽合奏団に所属し、北欧を中心に演奏活動を行う。1990年に、ガンバアンサンブルを中心とした『オルティス・コンソート』を創設、28回の定期演奏会を含む演奏活動を継続中。1983年から大阪音楽大学及び相愛大学音楽学部で非常勤講師を、また2006年から同志社女子大学で嘱託講師を務め、ヴィオラ・ダ・ガンバ及び古楽合奏の指導を行う。現在オルティス・コンソート主宰。

坂本龍右(テオルブ)
東京大学文学部(美術芸術学専攻)卒業後、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにて
リュート属の楽器をホプキンソン・スミス氏に師事。2011年に優秀賞付きで修士課程を修了。2013年にイタリアのラクィラで行われた国際古楽コンクールにて第1位、及び聴衆賞を受賞。現在スイスを拠点に日欧で演奏活動を行い、数多くの古楽祭にソリスト及びアンサンブルとして出演する。録音も自身のソロCD2枚の他、多数のアンサンブルに参加している。

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