フランス・アラカルト

第135回 フランス・アラカルト 「美女と野獣 騎士と精霊-文学に見る異形の愛-」

✤日時:2017年5月22日(月)14:30~16:30

✤会場:生駒市コミュニティーセンター(セイセイビル)401会議室

✤定員:45名(申込先着順) 一般受付は5月1日から開始。

✤会費:会員100円、一般500円

✤問い合わせと申込先:tetsu11-kyo13@docomo.ne.jp 又は tel:0743-76-7617(高松洋子)

✤講師:三野博司先生

(略歴)放送大学特任教授・奈良学習センター所長 奈良女子大学名誉教授 クレルモン=フェラン大学文学博士 国際カミュ学会副会長(日本カミュ研究会会長) 奈良日仏協会会長 主著にLe Silence dans l’œuvre d’Albert Camus 『カミュを読む』『星の王子さま事典』『リュミエールフランス語文法』などがある。

✤講師からのメッセージ:恋をするのは人間同士とは限りません。物語の世界では、人間と人間ならぬ異形の生き物とのあいだの恋もまた生まれます。野獣が美女に恋をし,騎士が精霊に心を奪われるのです。取り上げる作品は、『クーピードーとプシケー』『美女と野獣』『蛙の王子さま』『ノートルダム・ド・パリ』『シラノ・ド・ベルジュラック』『ウンディーネ』『オンディーヌ』『人魚姫』『ペレアスとメリザンド』『夕鶴』などです。

第134回 フランス・アラカルト「奈良県国際交流員ジャンヌ・オストリーさんを迎えて」

✤日時:2017年3月9日(木)15:00~16:55

✤会費:会員1000円、一般1500円 (お菓子と飲み物付き)

✤会場:生駒市コミュニティーセンター(セイセイビル)205会議室

✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel : 090-8538-2300 (浅井)

✤当日は法人会員ビストロ・ルノールのシェフ北田浩久さんが、お菓子を用意してくださいます。

✤ゲスト: ジャンヌ・オストリー (Jeanne AUSTRY) さん

(略歴)フランス、ヴァル・ド・マルヌ県フォンテネス・ブア市出身。2014年、上智大学留学。2015年、パリ政治学院学士卒業、パリ政治学院公共政策専攻入学。2016年 8月から奈良県国際課に勤務。趣味はハイキングと水泳。

(ジャンヌさんからのメッセージ)

Bonjour!Je suis ravie d’avoir l’opportunité de présenter, au cours du mois de mars, les romans de chevalerie et leur contexte à l’association franco-japonaise de Nara. Loin d’être une spécialiste, j’espère pouvoir vous proposer une introduction à cette partie de la culture française.

3月に奈良日仏協会でお話しさせていただくことになり、ありがたいです。騎士道や騎士の歴史に関して発表したいと思っております。専門家ではありませんが、簡単に紹介させていただければ幸いです。楽しみにしています。

第133回 フランス・アラカルト「ベリー地方のジョルジュ・サンド」

✤日時:2017年1月13日(金)15:00~16:50

✤会費:会員1000円、一般1500円(お菓子と飲み物付き)

✤会場:奈良市中部公民館(奈良市上三条町23番地の4) 視聴覚室

✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel : 090-8538-2300 (浅井)

✤ゲスト:高岡尚子さん

(略歴)大阪府吹田市生まれ。大阪大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程修了。博士(文学)。主な研究分野は19世紀フランス文学、文学とジェンダー。現在奈良女子大学教授。主要著書『摩擦する「母」と「女」の物語―フランス近代小説にみる「女」と「男らしさ」のセクシュアリティ―』(晃洋書房2014年)、『恋をする、とはどういうことか?―ジェンダーから考えることばと文学―』(ひつじ書房・2014年)、『200年目のジョルジュ・サンド―解釈の最先端と受容史』(共著・新評論2012年)他。

✤(高岡尚子さんからのメッセージ)フランスの中部地方には、ほとんど観光資源がありません。その中で、19世紀の女性作家ジョルジュ・サンドが居を構え、物語の舞台として描いたノアンNohantとその周辺の小さな町・村・城は、現在、多くの愛好家を惹きつける場所として脚光を浴びつつあります。サンドがショパンと暮らし、多くの友人たちを迎えた館と、今も当時の雰囲気を色濃く残す村々の様子をご紹介しつつ、作品の世界をたどります。(次のフランス訪問の際は、ぜひ、中部地方へ!)

第132回フランス・アラカルト「ベルギー社会の仮面とカーニヴァル」

✤日時:2016年9月5日(月)15:00~16:50
✤会費:会員1000円、一般1500円(お菓子と飲み物付き) 定員18名
✤会場:生駒市セイセイビル2階205会議室(近鉄生駒駅南へ徒歩2分:生駒市元町1丁目6番12号)
✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-74-0371 (浅井)
✤ゲスト:ジャン=ノエル・ポレさん

(略歴):45年前にベルギーに生まれる。2000年から日本に居住。現在、アンスティチュフランセ関西、甲南大学、同志社大学、大阪大学にてフランス語講師。

(Mon Nara 2016年3-4月号のNos amis francophones à Nara (5) の記事にて紹介)

✤ポレさんからのメッセージ:9月5日は「ベルギー社会の仮面とカーニヴァル」について少しお話しさせていただきます。最初にベルギーの歴史における仮面とカーニヴァルの意味について言及し、続いてベルギー絵画史におけるこの主題についての作品を見ることにします。

Le 5 septembre, je ferai un petit exposé sur «le masque et le carnaval dans la société belge». Dans un premier temps, j’évoquerai le sens du masque et du carnaval dans l’histoire de la Belgique. Ensuite, nous regarderons des représentations de ce sujet dans l’histoire de la peinture belge.

(Jean-Noël Polet)

第131回 フランス・アラカルト 「日仏交流の集い:室生在住のシャボールさん夫妻を迎えて」

✤日時:2016年7月7日(木)15:00~17:00

✤会費:会員1000円、一般1500円(飲み物付き)

✤会場:「菜宴」(奈良市小西町19マリアテラスビル2F  TEL: 0742-26-0835 近鉄奈良駅近く)

✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-74-0371 (浅井)

✤ゲスト:シルヴァン・シャボール (Sylvain Chabrol) さん

約5年前に日本人女性と結婚、5年前から日本に住む。現在は宇陀市室生で、地元の食材を使ってフランスの郷土料理を出張販売する店 Méli-Mélo を営む。(Mon Nara 2015年11-12月号のNos amis francophones à Nara (4) の記事にて紹介)

✤当日はシャボールさんのご家族と来日されるフランスのご両親をお迎えします。シャボールさんには自分の好きなブルターニュの伝説と音楽、現在室生で営んでいるガレットとクレープの出張料理販売について紹介してもらう予定です。後半は、梨里香さんのシャンソン、シャボールさんの選んだブルトンの歌をその場で覚えながら唄い、フランス革命についての四方山話をするなどして、異文化についての理解を深めながら楽しみたいと思います。

第130回 フランス・アラカルト 「ジャン・ルノワールの映画『ゲームの規則』を熱く語る」

✤日時:2016年5月29日(日曜日) 13:30 ~ 17:00

✤会費:会員100円、一般300円 (資料代・会場費)

✤会場:奈良市西部公民館4階第2会議室 (近鉄学園前駅南改札口すぐ)

✤問い合わせと申込先: nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-73-0371

✤ゲスト:檜原恒一郎さん

昭和7年生まれ。京都大学法学部卒。学生時代は映画研究会に所属し精力的に上映・執筆活動に携わる。三菱銀行勤務。清酒の月桂冠副社長。奈良日仏協会元理事。現在、奈良シネクラブ代表。

✤檜原さんからのメッセージ:

今回ご紹介させて頂く『ゲームの規則』は、印象派の巨匠オーギュスト・ルノワールの息子ジャン・ルノワールの作品です。父オーギュストの豊潤で官能的な人生と、自然の親和を豊かな色彩で描く素質を受け継いだジャンが、軽妙洒脱に描く人間喜劇。同時にこの作品は、映画史の転換点とも言うべき映像視点を創造した画期的な映画でもあります。お話を存分に楽しんで頂きながら、ご一緒にジャンの映像について語り合いたいと思います。

第129回 フランス・アラカルト 『フランス絵画:生命讃歌~ルノワールの芸術』

✤日時:2016年3月12日(土曜日) 15:00 ~ 17:00
✤会費:会員1000円、一般1500円
✤会場:野菜ダイニング「菜宴」
(奈良市小西町19マリアテラスビル2F  TEL: 0742-26-0835 近鉄奈良駅近く)
✤問い合わせと申込先: nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-73-0371

✤ゲスト:南城守さん
美術家・キュレーター、奈良県立美術館学芸課長。専門は近・現代美術。デッサン(素描)とリアリズム(写実)の展覧会に多数関わる。国際現代アート展なら2014・15(前・後期展)を企画。著書に「デッサン学入門~創意の源泉を探る」「素描学の愉しみ~日本美術篇」(ふくろう出版社)など。
✤南城さんからのメッセージ
豊麗な色彩で女性美を謳歌したルノワール。ルノワールには、芸術とは人生に希望と喜びを与えるものでなければならない、という信念がありました。幼い頃から絵付け職人としての技術を身につけ、印象派の画家達の中でも最も華麗なスタイルを確立したルノワール絵画の魅力を探ります。
✤当日は新入会員の河野美紀子さんによる「よし笛」の演奏もあります

第128回 フランス・アラカルト 「フランス演劇『タルチュフ』の鑑賞とお話」

✤日時:2016年1月29日(金)15:00~17:00
✤会費:会員1000円、一般1500円
✤会場:「菜宴」
(奈良市小西町19マリアテラスビル2F  TEL: 0742-26-0835 近鉄奈良駅近く)
✤問い合わせと申込先: nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-73-0371

✤ゲスト:山本邦彦さん
1941年京都市生まれ。1964年京都大学文学部卒業。1966年同修士課程修了。1968年から1971年までフランス政府給費留学生。フランス文学、演劇学専攻。現在、奈良女子大学名誉教授。主要著書『ギィ・フォワシィー フランス喜劇への招待』。主要論文「革命と、革命的演劇と」「変装のモチーフ」「アリストテレス『詩学』に挑む20世紀演劇の冒険」。主要訳書に、ギィ・フォワシィ『チェロを弾く女』『王様盛衰記』。

✤山本邦彦さんからのメッセージ:
モリエールは17世紀後半、ルイ14世の時代に活躍した、フランスを代表する喜劇作家です。『ドン・ジュアン』『人間嫌い』『守銭奴』など数々の名作を残していますが、なかでも最も人気の高いのが『タルチュフ』です。今回は、今も語りぐさになっている近年の名舞台、1973年収録、ジャック・シャロン演出、ロベール・イルシュ主演のコメディー・フランセーズ映像を使って、『タルチュフ』の見どころ、聴きどころを解説します。

第127回 フランス・アラカルト “Cuisine Familiale avec Monsieur Yonezu” のご案内

✤日時:9月7日(月)14:00 受付 14:15 開始  16:30 終了予定
✤会費:会員1300円、一般1800円
✤定員:20名(先着順)
✤会場:「菜宴」(奈良市小西町19 マリアテラスビル2F TEL: 0742-26-0835 近鉄奈良駅近く)
✤問い合わせと申込先: macquico@gmail.com tel & fax : 0743-75-8136 又は tel. 080-1440-2841

✤ゲスト:米津春日さん(1930年生まれ。1990年よりリーガロイヤルホテル総料理長、1998年よりリーガロイヤルホテル料理特別顧問。フランス製菓連合会より金賞授賞。フランス・ランス市商工会議所より功労賞受賞。労働大臣表彰「現代の名工」受賞。全日本司厨士協会より卓越最高技術顧問金賞受賞。フランス料理アカデミー協会会員、エスコフィエ協会日本支部、ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会、他著名団体の理事を務める。1998年 黄綬褒章受賞、2007年フランス共和国より「農事功労賞シュヴァリエ」受賞)

✤米津さんからのメッセージ:食文化を支えているのは家庭の味です。親から子へ伝えられる料理の味がその国の食文化を支えていると言ったら言い過ぎでしょうか。今回はフランス料理というものが日本にどのように伝わり、どのように根付いていったのかをひもときながら、家庭で簡単に作れるフランス料理をみなさんにご紹介します。

第126回 フランス・アラカルト「金谷幸三のエスカルゴなギター」のご案内

✤日時:7月25日(土)15:00~17:00
✤会費:会員1000円、一般1500円(ワンドリンク付き)
✤会場:喫茶Pal(生駒市北新町11-8  TEL: 0743-74-4255  近鉄生駒駅近く)
✤問い合わせと申込先: Nasai206@gmail.com tel & fax : 0743-74-0371

 
✤ゲスト:金谷幸三さん(1966年神戸生れ、1984年渡仏、パリ国立高等音楽院でA.ラゴヤ、C.アルム、パリ国際音楽大学にてM.サダノフスキーに師事。1989年パリ、サルコルトーで現代音楽プログラムによるデビューリサイタル。第2回シャントレル国際ギターコンクール優勝。第43回東京国際ギターコンクール3位(邦人最高位)。現在は、演奏活動を行う一方、「エスカルゴなギター教室」主催。

 
✤金谷さんからのメッセージ:まだまだクラシックギターはスペイン・南米のイメージが強い楽器ですが、今回はフランス近代・作曲家によるピアノ作品の他、現在パリ高等音楽院のギター科教授が編曲した往年のシャンソンなど硬軟織り交ぜたプログラムを演奏いたします。ギターの響きと香りがどうフランス音楽と結びつくか、お楽しみ下さい。